霊夢

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私は刀を左手、銃を右手に持った。 普通の人間ならば刀を片手で持つ事は困難だが、薬のおかげでそれをなしえる事が出来た。 霊夢?「フフ、まぁいいわ…さぁかかってきなさい…魔理沙…その服を真っ赤に血に染めてあげるわ!」 魔理沙「言ってろ!」 ダンダンダン! 銃の引金を素早く引き瞬時に6発程撃ち込む…。 霊夢?「フフ…。」 黒霊夢は冷笑を浮かべ黒い結界のようなものを自分の周りに張り巡らせた。 私の撃った弾は黒霊夢の結界によりかき消されてしまった。 魔理沙「…やっぱり銃は効かないな…。」 霊夢?「ふふ、その程度?魔理沙…。 じゃあ今度は私の番よ!」 黒霊夢の両手に黒い光が集まり刃のようなものを構成した。 そしてこちらに急接近でこちらに近づいてきた…。 魔理沙「うおぉぉぉ!」 ガキィィィン! 霊夢?「ククク…流石ね。」 カン! キン! ガキィィィン! 刃と刃がぶつかり合う。 霊夢?「フフフ…。」 キィィィン 魔理沙「くそ!」 私の刀は受けながされてしまい、一瞬体制を崩してしまった。 霊夢?「死ね!」 ザシュッ! 魔理沙「…ぐはぁ!」 刃は私の背中を深く切り込んだ…。 しかし、その瞬間黒霊夢に僅かなスキが生まれた。 魔理沙「うおぉぉ!」 霊夢?「何!?」 私は黒霊夢の右足に刀を降り下ろした。 ザクリ! 霊夢?「あぁぁぁ!」 黒霊夢の右足は、すねの部分辺りから切り落とされバランスを崩した。 私は次に左手を切り落とした。 霊夢?「ぐぁぁぁ!?」 黒霊夢の身体は完全に支えきれなくなり地面に倒れた。 魔理沙「…お前が…お前達が居るから…地獄に墜ちろ!!」 ザクシュ! 黒霊夢の心臓部にありったけの力を込めて刀を突き刺した。 霊夢?「ぐふぁぁ! ごふぅ! はぁ…はぁ…私を…倒しても…終わりはしない…もう、悪魔は…長い眠りから…覚めようと…してい…る…。フフ…本当の始まりは…ここからよ!」 私は無言で黒霊夢の額に銃をつきつけた…。 魔理沙「…終わらせてやるさ…全てをな!」 ダァァァン!
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