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魔理沙「霊夢!」
私は急いで霊夢のところに走った…。
魔理沙「霊夢!霊夢!」
霊夢の身体を起こして名前を呼び続けた…。
霊夢「ん…。ま…り…さ?」
魔理沙「…あ…ああ…霊夢!霊夢!」
私は霊夢の身体を抱き寄せた…やっと…やっと温もりを感じる事が出来た。
霊夢「…ああ…魔理沙…本当に魔理沙なのね!」
魔理沙「…ああ…霊夢! もう離すもんか!」
私達は涙を流しながら強く抱きしめあった…。
霊夢「…魔理沙…ごめんなさい…私のせいで。」
魔理沙「違う!お前のせいなんかじゃない!」
ゴゴゴゴゴゴ!
魔理沙「…な…なんだ?」
いきなり大きな地震がおきはじめた…。
霊夢「…幻想郷が…。あいつが…目覚める…。」
魔理沙「…霊夢…あいつを止める方法は無いのか?」
霊夢「…あの脳を破壊するしかない…でもそんなことしたら…。」
魔理沙「…え?」
霊夢「…全てが元通りになる代わりに…私達の記憶も全て初期に戻ってしまう…。…魔理沙と…会えないかもしれない…。」
パニックになる霊夢の唇にキスをした…。
深くそして熱いキスを…。
びっくりする霊夢に私は微笑んで答えた。
魔理沙「…大丈夫だ…例え記憶が無くなろうが私達はずっと友達であり仲間だ…。霊夢…私は必ずお前に会いにいく…絶対…。」
霊夢「…魔理沙…。」
魔理沙「…取り戻そう…私達の世界を…。
みんなと過ごしてきた日々を…。」
私の答えに霊夢は笑顔でうなづいた…。
答えは決まった…。
私にはどうなるか解りはしない…。
でも私は…みんなとまた過ごしていきたい…。
私は銃口を巨大な悪魔に向けた。
霊夢は銃を持つ手を握ってきた…。
魔理沙「…さぁ、終わらせよう…この悪魔を…そしてまた会おう…霊夢…。」
霊夢「…うん…きっとだよ?魔理沙…。また、宴会しようね。」
魔理沙「…もちろんだ! さぁ、いくぞ!」
霊夢はうなづき正面を向いた。
私も正面を向きありったけの魔力をつぎこんだ…。
銃は眩しいくらい光を放った…。
だが、この光が私達の絆でもある…。
魔理沙と霊夢「デュアルスパァァァーク!」
ズドーーン!
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