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魔理沙「…あれ…いつの間にこんなところに…。」
ぼーとしながら歩いているといつの間にか見知らぬ場所に着いてしまった。
魔理沙「…あれ?ここ何処かで見た気が…。」
私が居る場所は神社の鳥居の近くだ…。
魔理沙「…まぁ入ってみるかな…。」
?「あら? 参拝客かしら…。」
鳥居をくぐろうとすると近くから声が聞こえてきた…。声のした方を見ると変わった巫女服を着た少女が竹箒片手に立っていた。
?「でも…そうも見えないけど…。」
魔理沙「…いや…私は参拝客じゃないと思うぜ。」
?「だったら何よ?」
魔理沙「…普通の魔法使いだぜ。」
?「プッ…。」
魔理沙「笑うなよ!」
?「貴女面白い人ね…私は博麗霊夢…この神社で巫女をやってるのよ。」
魔理沙「…博麗霊夢…。」
何か引っかかるな…。
霊夢「…どうしたの?」
魔理沙「…いや…なんでも…私は霧雨魔理沙だ…。」
霊夢「…霧雨魔理沙…痛っ!。」
いきなり霊夢は頭を押さえだした…。
魔理沙「…だ…大丈夫か?」
すると突然私の脳裏に先程見た夢らしきものが浮かんだ…。霊夢と誓ったあの瞬間…私は全てを思い出した…そうか…そうだったんだな~私は生きて戻ってまた霊夢に会えたんだな…。
魔理沙「…あぁ、思い出したよ…霊夢。」
霊夢「…あ…魔理沙…。」
霊夢の瞳からは涙が溢れてきた…。
魔理沙「…霊夢…。」
自然と私の目から涙が頬を伝ってきた…。
霊夢「…ま…魔理沙!」
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