悲劇の始まり

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赤いワンピースの女は、しばらく空を見ると、家の中へ帰って行った。 あの女の人…。 いつも彼処で何してるのかな? 仕事とかしてないのかな? どうでもいい疑問を自分に投げ掛けては、あれこれと想像していた。 凜『ただいまー。』 今日は、両親が家に居ないため、私は一人だ。 あーあ…。 せっかく親が居ないんだから、遊びに行きたいのに…。 そう思っていた時だった。 ♪♪♪♪…。 家電がけたたましく鳴った。私は慌てて電話に出る。
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