ボールペン

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カッカッ… 夜の病院で自分の足音だけが妙に響く… もうすぐ霊安室… カッカッ 和泉『!?』 誰かいる…… … …… 警備員だ…和泉はほっと胸を撫で下ろし声をかけた…。 和泉『警備員さん、この辺でボールペン落ちてませんでした?くまさんがついた…』 ………。 返事がない… もう一度声をかける。 和泉『警備員さん?』 警備員がはっと和泉にきづいた…様子がおかしい… 警備員は急に走り出した。 和泉『ちょっと待って!警備員さん!』 和泉も怖くなり警備員の後を走る… 走り着いた場所は警備員室…二人共息が荒い…よほど必死で走ったのだろう… 和泉は息を整え、警備員に問い詰める。 和泉『警備員さん、なにがあったの?』 しばらく沈黙が続いた………そっとしておこうと部屋をでようとしたとき、警備員は深呼吸し話始めた…。
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