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警備員が霊安室の中をのぞきこむ。
和泉も警備員の後に続く。
生きてる人は…いない。
「ばああああぁァァァァ!!」
『きゃあぁぁあ!!!』
和泉はその場で尻餅をついた。
おじいちゃん後ろからいきなり登場。捜しにくるのがわかってたらしい。
おじいさん「ぶひゃひゃ。驚いたかえ?」
このくそじじぃ!と和泉ははったおしたかったが出来るはずもなくとりあえず平常心をよそおった。
和泉『お、おじいちゃん、こんなところで何してるの?』
おじいさん「いや別に、ただ暇だから歩きまわってただけじゃよ」
夜中に院内を一人で歩いて霊安室までくるなんて普通じゃない。
なにか隠してる…そう思いながらも和泉はおじいちゃんを病室まで送ることにした。
警備員さんはそのまま見回りに戻っていった。
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