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警備員さんと別れた和泉はおじいちゃんを病室まで連れていきおじいちゃんをベッドに寝かせた。
和泉『おじいちゃん、もう抜け出しちゃだめよ、おやすみなさい。』
そういって病室をでようとしたときおじいちゃんに引き止められた。
おじいさん「まっておくれ…せつこさんや…」
誰がせつこやねん!とツッコミたかったがそこは冷静にかえす。
和泉『私は和泉ですよ。どうしたの?おじいちゃん?』
おじいさん「歩き回るのを許してくれんかの?」
和泉『一応病院のきまりですから…なにか理由があるんですか?』
和泉は理由がきになっていたのですかさず聞き返した。
おじいさん「………」
おじいさん「わしがばあさんをみたときは病室から霊安室に移された後じゃった…あそこにいけばばあさんに会える気がしての…ついついあそこに向かってしまうんぢゃ…だから…見逃してくれんかの?」
和泉はもちろんはい、いいですよとは言えない…
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