蓬莱湊&金子千種

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陵の荷物をまとめて自分の部屋も解約と引越しの準備を少ししようと部屋で片付けをしていたらドアのノックが聞こえてドアを開けたら蓬莱湊&金子千種がいた。 中に入れてお茶を入れていたら 「引越しするの?」 「うん…結婚することになって(照)」 「18で結婚なんて早いね。でもまた会えるよね?」 「うん!金子くん達は友達なんだし。」 嬉しそうに笑う金子くんに安心した。 しかし、今まで沈黙していた蓬莱くんが爆弾を落とした。 「実はさ…2年前に君と怪しげな男が一緒に帰ったのを見たんだ。あれ…ヤクザだよね。」 見てたのか…。蓬莱くんは眉間に皺を寄せて金子君は心配そうにこっちを見てきた。 「…うん、若頭をしてるの。でも、悪い人じゃないの。親に捨てられた私を拾ってくれたの。」 私は彼等を安心させたいと思い軽く笑みを浮かべた。 「その人と結婚するの?」 「…うん。それに私は彼を傷つけてしまったの。その分彼を幸せにしたいの。」 「そっか。」 「湊、一条さんの事が好きだったんじゃ?」 「そう思った事もあったけど…何か違うんだよな。それより千種はどうなんだ?」 「俺も違うんだよな。あの気持ちは友達だな。」 「そっか…一条さん幸せになって欲しいな。」 「あぁ、そして俺らも幸せになろうぜ。」
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