第3章~政治~

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ここはGFJの作戦司令室。 「代表。NEUAはどうやら本拠地に戦力を集中させているようです。このままいけば敗北は必須かと。」 「そうか。ならばそれを逆に利用するか。」 「と、申しますと?」 「廃棄シェルをアメリカに落とす。我々の技術力ならばたやすいことだ。」 「代表。それではスコープの死亡が確認できません。自分は反対です!」 「本当に落とすわけじゃないさ。ただの脅しだ。……隠れ蓑になるかな。「デビルランス」をここに呼んでこい!今すぐにだ!」 「了解しました!」 数分後、一樹を始め、「デビルランス」全員が司令室に来た。 「君達の作戦を変更する。」 「どういうことですか?代表。」 と千塚艦長が聞いた。 「君達はL3にある廃棄シェルの中で待機して欲しい。」 「主力艦隊は?」今度は夏実が尋ねる。 すると、 「主力艦隊もL3に向かうよ。」 「まさか…。でもそんな!」 フレディが何かを悟ったような感じで口を開いた。 「そっちの彼はもう気づいたようだね。では、変更後の作戦を話そう………。」
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