第一章 旅立ち

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13歳の6月もともと北海道のO市に住んでた俺は、親の仕事の都合でS市に引っ越す事になった。 その頃は小学校から仲いい友達とかその頃付き合ってた彼女がいたからハッキリ言って転校はヤダった。(ノд<。)゜。 でもその頃は中学2年生…とても親なしでは生きてけないと思っていた…。 そうして、学校に行ってみんなに挨拶しに行く時。 俺『みんな今日まで有り難う。学校は離れるけどみんなの事わすれないから…。』 みんな泣きながら色紙をくれた。 嬉しかった。俺は必死に泣きそうになるのをこらえていきなり教室を飛び出して廊下で叫んだ。 俺『みんなー!今までありがとー!みんなの事ぜってぇ忘れないから!』 俺は授業中にもかかわらず無我夢中で叫んだ! 全教室に聞こえるくらい大きな声で! そう言って学校を出ると…上からやたら声が聞こえる。 友達A『なおきー!がんばれよ!たまには連絡くれよ!』 友達B『今度泊まりに行くからなぁ!』 …みんな目には涙を浮かべてた。 俺も泣いて走り去った。楽しかった思い出、悲しかった思い出、ムカついた思い出。 全部がいい思い出だった。そして俺はぜってぇこいつらの事はわすれねぇと心に誓い…引っ越し先に向かった…。
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