誰かを待つあなた

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誰かを待つあなた あなたは待っていた 雪の降る公園にある ベンチで 誰かを待つあなたは 白い息で手を 温めていた 僕は誰かが来ることを 祈ることしかできなくて ただ ただ立ちすくみ 素通りすることしか できない 「誰を待って いたんだろう?」 僕は気になっていた… また待っていた… 僕に話をかける 勇気があれば まだ暖かくして 待てるはず だけど僕にその勇気がない どうしたら勇気が持てるのだろう… また誰も来なかった… 「何で誰も 来ないんだろう?」
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