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ある日、澪はいつものように外回りへ…
夕方過ぎに携帯が鳴る。前から脈があった家の奥さんからだった。
「急で悪いんだけど主人がやっとその気になってくれて、帰宅が7時位になるんで気の変わらないうちに自宅に来て詳しい話をして貰えないかしら?」
「かまいませんよ。では7時に伺います」
7時にその家へと出向き、会社に戻ったのは8時を過ぎていた。
会社には誰も残っていなく残務整理を行っていたその時、コピー機が急に動かなくなった。
「明日、朝一で提出資料なのについてないなぁ」
仕方なくコピー機修理の電話をかけた。
電話の向こうでは「これからすぐ伺いますので」
修理に来たのはそれからまもなく、来たのは片桐だった。
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