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ここは、スリーライツの住むマンション。
うさぎは星野に誘われて、遊びに来ている。
しゃべったり、おやつを食べたり、ゲームしたり、楽しい時間を過ごす。
「あ!もぉこんな時間じゃない!どーりでお腹がすくわけだわ。」
時計の針は、夜の7時を指していた。
「ほんとだなぁ~おだんご!何か作ってくれよ♪」
「えぇ!?あたしが~?…苦手なのよ…料理。」
「んな事分かってるよ(笑)」
「どーゆー意味よ!?(怒)」
うさぎがほっぺたを膨らませて、そっぽを向く。その姿が可愛くて、つい、意地悪をしてしまう。
でも、その後は、優しく甘い言葉を囁いてくれる。だから、憎めない。
「下手でもなんでも、作ってほしいんだよ、おだんごに。作ってくれよ、俺の為に。」
耳元で、そんなに甘く囁かれて断れるはずないじゃない。
「…星野…ずるい。」
「ずるくねぇよ。思ってる事言ってるだけじゃん。」
「オムライスくらいなら…いいわよ。」
「やった~!♪じゃあ、キッチンはそこな。後は、あるもん適当に使って。」
うさぎは、準備しだした。
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