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ガシャーン!!
「きゃあっ!」
パリーンッ!
「えぇ!?」
「作る以前の問題じゃん(汗)」
なんとか、ようやく作り始めたと思ったら…
「痛っ…!」
「おだんご!どうした!?」
「大丈夫、大丈夫!ちょっと指切っただけ…」
「見せてみろって!」
そんなに深くはないけど、血が少し、指を伝う。星野はとっさに、うさぎの指を口に含む。
「…んっ……痛っ…星…野ぁ…」
「舐めときゃ治る。」
甘い痛みで、自分の指が、星野の口の中で疼く。
変な気分になる…。脳内が、貴方に侵されていく。
気がつけば、顔を真っ赤にして、力が抜けて地面に膝をついている。
「大丈夫か?腰砕けじゃん(笑)」
「星野がいきなりあんな事するからじゃない!////」
「感じちゃった?(笑)」
バチーンッ!!
「いってぇ!!何すんだよっ!?」
「おかしな事言うからでしょ!」
「俺…本気だぜ?」
真剣な眼差しで、あたしを捕らえて離さない貴方。やだっ…そんなジッと見ないで。逃げられなくなるじゃない。
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