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「俺、ヘタだなんてこれっぽっちも言ってないぜ。早く、ケチャップかけてくれよ。」
「…星野…、うん。」
何を書いてんだろ?たぶん、星野バカとか書いてんだろうな(笑)
「はい、お待ちどうさま。」
「おだんご…////」
絶対、バカとか、普通にケチャップかけてるだけと思ってたのに…そこには、『せいや』って書いてまわりに、分からないくらい小さいハートと、自分のトレードマークのうさぎ(動物の)が書かれていた。
「笑わないでくれたから…お礼よっ」
ちょっと照れながら言う。
「いっただきま~す!」
パクッ
「…どぅ?」
恐る恐る俺に聞く。不安そうな顔に笑いを堪える。
「……うっ…。」
「せっ、星野!?」
「うまい!!おだんご、マジうまいよ!」
「バカァ!びっくりしたじゃないっ!」
こいつの心配そうな顔って可愛いんだよな(笑)…で、また膨れっ面になるんだ。
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