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「……全部計画道理って訳ね…」
「リリィ…」
リリィの台詞を遮断する様に切り出した
「……なに?」
「…一週間後俺が死んだら…俺が事故死したって親父達の記憶を改算しといてくれないか?」
「光夜………わかった…遺言として受け取っておくわ…」
光夜は苦笑した
「……話しはそれだけ?」
「あぁ…背中流してやろうか?」
「いいわよ…恥ずかしい…さっさと出ましょう?」
「あぁ…わかったよ」
苦笑しながらも風呂からあがるとリリィは素早く服を着て光夜の部屋に行った
光夜は後からついていくように部屋に入った
部屋にはベッドの隣に布団が敷いてあり、リリィが寝そべって漫画を呼んでいた。しかも恋愛物
「いや~…居心地いいねぇ♪光夜の部屋☆」
「そうかい…でさリリィ…」
「ん~?」
「リリィはなんで俺に近付いたんだ?」
ベッドに座り漫画を読むリリィを見て問う
彼女はページを捲りながら答えた
「それはねぇ…ある悪魔を追ってて…その為の情報収集…」
「ある悪魔?」
「そ、…その悪魔はあの学園にいるかもしれないの」
漫画を読み終わり、別の漫画を読み始める
「その悪魔の名前は?」
「破壊魔(ルシファー)…エルレイン…」
「破壊魔…?」
仰向けから光夜の方に向きを変え本を読み続ける。
「破壊魔……でもそれはその名の通りって訳じゃなくて……世界の破壊や生物の滅亡とか考えてないの……彼等の場合、壊れた心……妬みや憎しみ等…負を餌にしてる…」
「じゃあそこまで害はないんじゃ?」
「そうでもないわ…心は私達悪魔にもあるから…」
光夜はそっか…と言うとベッドに寝そべった
「あ…リリィがベッドで寝るか?」
「いいわよ…私は敷き布団派なの」
「そっか……じゃあ俺先に寝るわ…おやすみ…」
「おやすみなさい…」
リリィは光夜の頬におやすみのキスをし、
そして彼は目を瞑り、意識が遠退いていった。
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一日目~終了~
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