14人が本棚に入れています
本棚に追加
何を言ってるんだｺｲﾂは…
ただ顔が綺麗なだけで、頭のネジがイカれてるのか？
第一借金なんてありえない。
今まで全て現金払いだったはずだ。
だから借金なんて…
「どうやら状況が飲み込めていないようですね…」
そう言い男は土足で、和室へ
女の子は鞄から何かの資料を取り出している
「ｺｯﾍﾟﾘｱ…ご存知ですよね？」
ｺｯﾍﾟﾘｱ。
ｱｲﾂが生前見せてくれたサイト
ｱｲﾂを裏切った切っ掛け
ｱｲﾂを信じなかった話。
思い出せば思い出すだけ罪悪感が沸き上がる
「貴方のご友人。夏木 翔太 さんにこの度ｺｯﾍﾟﾘｱを御貸しいたしました。その事ご存知ですか？」
「…」
「簡潔に申しますと、ｺｯﾍﾟﾘｱを御貸しする際、ある契約を結ぶのですが保証人がいりまして…」
「ちょっと待って下さい。ある契約ってなんですか??」
「貴方は何も知らないんですね…ﾏﾘｰｺﾞｰﾙﾄﾞ彼に説明を…」
ﾏﾘｰｺﾞｰﾙﾄﾞ。
花の名前と同じよう黄色いﾛﾘｰﾀ服を身に纏いﾚｰｽやﾘﾎﾞﾝなどはｵﾚﾝｼﾞを施した服をきた少女。
年は10歳…いやもっと幼いような…
硝子玉で出来たようなスカイブルーの瞳
透き通るような白い肌
(美しい…)
素直にそう思えた。
最初のコメントを投稿しよう！