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クロードは腰に手を回すと、そこから武器を取り出した。
太刀のような武器だが、大きさは片手剣ほどしかない。
「あんな武器ももってたんだ…」
プリスは岩場の影からそうつぶやいた。
「さっさとおわらせるぞ…」
クロードは剣を構えた。
ドスゲネポスは真っ直ぐ走ってきた。そして、クロードに噛みつこうと、口を開けた、だが…
クロードは剣をドスゲネポスの喉元に突き刺した。
ドスゲネポスは苦しそうにもがいていたが、数回の衝撃かが体に走った。
クロードは、剣を突き刺し、そのからだにリボルバーを数発撃ち込んだのだ。
さすがにひとたまりもなく、ドスゲネポスはそのまま絶命した。
剣を敵に突き刺し、リボルバーを放つ…これがクロードの戦い方だった。
「プリス、まだあるけるか？」
「え?う、うん…まだだいじょうぶだよ…」
「とりあえず、こいつから取れるだけ取って、いくとするか」
そういうと、腰から剥ぎ取り用の短剣を取り出した。そして二人は、ドスゲネポスの体から素材を剥ぎ取り終えると、村に向かってあるきだした。
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