白き竜・黒き竜

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クロードは走っていた。 プリスの受けた飛竜毒… タイムリミットは残り2日…その間に二匹の竜の角を持ち帰り、特効薬を作らなければ… クロードは、リボルバーを両手に構え、走る… 二匹の竜の住みかに… 砂漠の広い所にクロードはいた… 「………」 クロードはただたっている… 「……くる……!!」 そうつぶやいたその時! クロードはその場を飛び退いた。 砂の中から現れた二本の黒い角…角竜、ディアブロスの亜種だ。 「時間がない、速攻でかたをつける…!!」 クロードはリボルバーをディアブロスの頭に狙いをつけ構えた…だが… 「!!」 すぐに飛び退いた。 クロードのいたばしょに現れた白い一本の角…ディアブロスだけにきをとられていれば、串刺しになっていただろう。 「ちっ…最悪…だな…」 クロードの前に二匹の竜が立ちふさがる。 黒いディアブロス。 白いモノブロス。 「…だが、やるだけだ…いくぞ…!!」 クロードはリボルバーを構え、二匹の竜に向かっていった。
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