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「そういえば、名前を聞いていなかったな。」
「私はプリス、よろしくね。」
プリスはそういうと、笑顔をみせた。
「ねえ、クロードの武器って、変わった形してるね?」
「まあな、こいつはリトルボウガン、通称リボルバーだ」
クロードは武器の説明を始めた。
リトルボウガン、通称リボルバー。
クロードの故郷で、最新技術を駆使し、ボウガンの超小型化した武器。
装填数は10発、クロードはそれを2つ持っている。
欠点は装填に時間がかかること。
「へぇ~」
プリスは眠そうに返事をした。ちょっと説明が長すぎたようだ。
「そろそろねたらいい、俺は見張りをやる。」
「うん、そうする…ありがとう。おやすみ…」
そういうと、そそくさとテントにはいっていった。
「…プリス…か…。」
そう呟くと、クロードは回りに耳をすませた…
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