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声フェチのタカシには、以前ある趣味があった。
それは…
―盗聴―
以前、付き合ってた彼女にクマのぬいぐるみをプレゼントしたのだが…
その、ぬいぐるみの中に盗聴器を忍ばせておいて会話を盗聴していたのである。
当時のタカシは、盗聴が犯罪だという認識はなく単なる趣味として楽しんでいた。
しかし…
盗聴が犯罪だと、わかった為それ以降は、盗聴していなかった。
只…今のタカシの頭の中は、彼女の情報を得るには盗聴しかないと思っている。
でも…以前の様な方法では無理。
今回は、部屋に忍び込み盗聴器を取り付けないと彼女に関する情報を得られない。
『一人では…無理だ💧………そうだ💡イチカワさんに相談してみよう❗』
タカシの頼みの綱は、やはり…イチカワだった。
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