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「サリエス~晩御飯いらないの~??」
一階からエリスの声が聞こえる・・・
「ん~もうそんな時間か」背伸びをし時計を見ると夜の7時を回っていた。
ベッドから出たサリエスは一階にいき台所についた。「今日の晩御飯は??」
「今日はバンチーとカンスよ」
バンチーとはご飯みたいなもんで、この村での主食みたいなもん、カンスはまぁカレーみたいなシチューみたいなまぁこれもこの村の伝統料理。
「今日のカンスは上手くいったと思うんだけどどう??」
エリスがそうゆうと、
「あっそう言われればいつもと味付けがちょっと違う」
「でしょ!?隠し味があるの☆」
「隠し味ってなに入れたの??」
「ふふふっ知りたい??」不適に笑うエリスにちょっと悪寒を感じたサリエスは、
「いっいややっぱ知らなくていい!(汗)」
((お袋のあの顏した時はマジでヤバいもん入ってる時だ))
とっサリエスが勘違いしてると、
「所でサリエス明日はいつ頃出るの?」
「ん~まだ決めてないけど昼前位に・・・」
「そう・・・街に行く時は気を付けなさい」
「隣街なんてしょっちゅう行ってるから大丈夫だよ」((なぜか気を付けなさいの所だけ声がでかかったような・・てか気をつけてなんて言われた事ないぞ!!))「そうならいいんだけど剣も忘れずにね☆」
「分かってる」
隣街に行く途中にはよく魔物が出る。なので遠出する時は剣が必需品だ。
まぁでもここら辺の魔物は雑魚ばかりだから別に気をつける心配もない・・
飯を食い終わったサリエスは、家のドアを開けすぐ横のハシゴを登り屋根に上がった。ここはサリエスのお気に入りの場所・・・
サリエスがぼ~っと夜空を見ていると、
「おっサリエスやっぱそこに居たか!!」
「あ~レオンか」
レオンだ。レオンも時々ここにきては一緒に屋根に寝転び造作もない会話をしている。
「おっ今サリエス流れ星通ったぞ!願い事しんば!サリエスも早くしろ」
「おいレオン流れ星は流れてる間に願い事言わないと意味ないぞ」
「えっ!!マジで!!んじゃいままでの願い事叶わねぇじゃん!!」
「それはドンマイだな」
「そっそんな~(涙)」
「所で願い事ってなに願ってたんだ?」
「それは秘密だぜ!!」
「そうかならいい」
「おいもうちょい粘れよ!!」
「メンドイ」
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数分間沈黙が続いた。がレオンが話だした。
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