第1章:勇者への決意

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ブラン「まっ、それはいい…それよりさっき見ていた写真はアルトにやろう」 アルト「えっ、この写真はブランさんの大切な想い出の宝物では?💦」 ブラン「他にも写真ならあるからいいんじゃ」 アルト「そうですか…ありがとうございます♪」 リナ「良かったね♪」 ブラン「ふむ、その写真は昔この村から活躍した勇者達でワシやバースド達が写っておる」 アルト「へぇ~、親父も…」 アルトとリナは写真を眺めている リナ「真中に写っているのはおじいちゃんよね?」 ブラン「あぁ、そうじゃ…ちなみにその隣りに写っとるのがバースドじゃ」 アルト「えっ💦これが親父…」 ブラン「そう…まっ、その時はちょ~どアルトぐらいの歳だったかの…」 アルト「親父が昔勇者だったのは知ってたけど…その時の写真を見るのは初めてだったな…」 リナ「そう言えばアルトに似てる様な気がする…」 アルト「そりゃ…俺の親父だもん似てて当たり前だろ?」 リナ「バースドさんの方が格好良いけどね…」 【密かに呟く】 アルト「わ、悪かったな…💧」 リナ「あっ、聞こえたんだ…💦」 ブラン「ゴホン!…それよりあれを渡しておこう…ちょっと待っておれ…」 【何やら奥から箱を持って来る】
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