第2章:旅立ちの日

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アルト「もう大丈夫ですよ♪」 リナ「地図も入ってるから確認しとかないとね♪」 【地図をカバンから出して見る】 アルト「何だか、いよいよって感じだな♪」 リナ「ちなみに旅に必要な道具とか薬とか地図はカバンにあるからね?」 アルト「俺も持ってるぜ♪」 【昨日のカバンを見せる】 リナ「じゃあ、後は出発するだけね♪」 バースド「アルト!…しっかりやるんだぞ?」 アルト「うん、分かってる…えっと…ところで、ブランさん」 ブラン「何じゃ?」 アルト「俺達は何処へ行けば良いのですか?」 ブラン「そうじゃな…先ずはワヤナ街なんかどうじゃ?」 アルト「ワヤナ街?」 ブラン「あぁ、暗闇の渓谷と言う丁度大陸の中心にある山脈を超した先にある街じゃ…ちいとキツいが、後は自力で頑張ってくれ…渓谷は見通しが悪いからくれぐれも気をつけての…」 アルト「分かりました」 リナ「私達なら大丈夫よ♪」 ブラン「そうか、なら頑張ってくれ…そして、無事に帰って来てくれ」 アルト「はい、必ず帰ってきます!」 バースド「頼んだぞ」 アルト「うん、じゃ…親父…しばらく会えなくなるけど元気でな…」 バースド「あぁ、アルトこそしっかりな!」
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