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海渓「まず最初に前衛適正テストからだ」
直人「へぇー。で、どんなことをするんだ?」
海渓「簡単。今からボールを八球打つ。それに反応できるかどうかだ」
綾原「なんでもいいけど、はやく始めない?」
海渓「だな。じゃあまずは直人。お前だ」
直人「はい」
直人の使っているラケットはアーマーブレード８。後衛志願らしい。
海渓「いくぞ！」
直人「はい!」
綾原「…」
直人「いや～。やっぱり俺には前衛は無理だな。ボール怖ぇや」
海渓「次、綾原」
綾原「はい…」
海渓「結果、直人が７球で綾原が８球ね…」
直人「くっそー!負けた!」
綾原「１球差だけどね」
直人「１球差でも、負けは負けだ!」
海渓「よし!次は後衛適正テストだな」
直人「後衛は一体何を…」
海渓「後衛は16本無造作にボールをだすから、ただひたすら打ち込む練習だ。まずは直人。いくぞ！」
直人「はい!」
海渓「次、綾原」
綾原「はい」
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