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芝先「…と、いうわけで皆頑張れよ~」
一同「は~い」
綾原「そりゃいきなりこんなこと話されたらやる気無くなるよな」
功 「綾原」
綾原「ん?」
功 「セリフ長いな」
綾原「……あぁ」
それから、綾原は帰りの会を済まし、功と別れてからテニスコートへと向かった。
直人「綾原」
綾原「どうした?直人」
直人「耐久走の話聞いたか?」
綾原「あぁ。聞いたけど…」
この会話から受け取って頂けるように、2人はクラスが違うのである。
???「お前等が綾原と直人か?」
直人「そうだけど…」
綾原「誰?」
???「わりぃわりぃ。自己紹介遅れたな。俺は粟淵だ。ちなみに2年の後衛ね」
綾原「ふーん。(後衛なら俺と関係ないじゃん)」
直人「俺も後衛ですよ。よろしくお願いします」
粟淵「あぁ。よろしく。綾原。お前は?」
綾原「俺は前衛っすよ。よろしくお願いします」
粟淵「あぁ。よろしく。あれ?お前ラケット…」
そう。粟淵が気付いたように綾原のラケットは7500から、800Vに変わっていた。
粟淵「お前、ラケット何本持ってんだ?」
綾原「4本…」
粟淵(おいおい。なんなんだ?今年の新入生は…)「直人。お前は?」
直人「俺は、3本っすよ」
粟淵「2人とも、結構ラケット持ってるな」
綾原「そりゃ…」
直人「昔からテニスしてますから。まだ少ない方っすよ」
粟淵「へぇー」
3人はテニスコートに向かって行った。
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