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直人（ニヤリ…）
綾原「あ、あの構えは!!」
桜川「な、なんだ?あの構え」
海渓「あの構え…まさか!抜刀術の構え?」
粟淵「抜刀術?」
海渓「あぁ。詳しくはるろう○剣心を読もう」
直人「ウラァッ」
ギュゥゥゥ…
綾原「きた!」
直人が放ったボールは白帯ギリギリを飛んでいき、跳ねたと思いきや消えた。
中郷「き、消えた…」
桜川「あぁ」
パァァン!
粟淵「そんな!」
海渓「綾原!?まさか…見えているのか?」
綾原「ワンパターンなんだよ!」
直人「やっぱりお前には通用しねぇか。なら!」
ズパァァッ
ロブだ。
綾原はスマッシュのフォームに入り、ラケットをふった。
スカッ
綾原「え?」
トーンﾄｰﾝ…
審判「ツーバン」
桜川「なんでだ?綾原のスマッシュフォームは完璧だった」
海渓「しかし、ロブにはスライス回転がかかっていた」
粟淵「ということは―」
中郷「風か?」
海渓「そうだ。スライスは非常に風に流されやすい性質を持っている。その為、滞空時間も長い」
桜川「だから、アイツからぶったのか?」
海渓「あぁ。意外と単純だな」
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