~英雄降臨~

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「それより、おっさん何か掴んだか?」 そう言うと、鉄が振り向きながら言った。 鉄「あぁ。最近、本部の特殊部隊が変な動きがあるみたいなんでな、少しばかり自ら出向いたのだよ。」 「そうか。おっさんにしてはエラくまともな答だな。いつも片言しか話さないアンタが」 鉄「まぁ、こんな時もあるさ。今日は気分がいいからかもしれんな。さっき、50人のお美しい女性に捕まってしまってねぇ。アハハハハハハハ」 「一人でやってろ。」 風羅は呆れた顔をしていた。 その時だった。急にガシャンと鈍い音が響いた。 鉄「な、なんだ?」 ???「ガハハハハハ、大人しく渡してもらおうかぁ」 「なんだよ。オバハン。」 ???「恥知らずのガギだね。私はクイーンと言う名があるんだよ。覚えておきな、ガキ。まぁ、今から死ぬから関係ないか。」 「ったく。どんだけついてねえんだ俺は。もう一暴れしなきゃいけねぇらしいな。」 鉄「そこを退け、戸叶。私が戦る」 クイーン「へん。お前みたいな優男では話になんないよ」 鉄「おやおや、ちょっとおいたが過ぎますね。仕置といきますか。」
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