~孤高(プライド)の砂鉄~

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クイ‐ン「はああああっ」 クイーンの両腕から剣が現れた。 クイ‐ン「ナハハハハ。」 鉄「ふっ。そんな所だと思ってたよ。本気でいくしかなさそうだ。」 鉄「砂漠演舞。二の舞。鉄人変身。」 砂が鉄を覆うと、瞬く間に鉄人へと変貌を遂げた。まあ、全身硬化しただけだが。 鉄「いくぞ。」 猛スピードでパンチやキックなどを繰り出す鉄だがクイーンは軽々しく避けられていた。 クイ‐ン「なんだぁ。遅いじゃないか。動きが手に取る様に分かる。・・・そこだね。」 ブシュッと鈍い音と同時に剣が貫かられているのがわかった。 クイ‐ン「アハハハ。あっけないねぇ。」 風羅(オイ鉄さんよ、いくらなんでもへマし過ぎるじゃねぇか。) だが、次の時 本体が崩れると共にクイーンの方に触れ始めた。 クイ‐ン「なっ・・・・・・うわああああああ。」 暫くすると、クイーンが砂に包まれていた。 何故か鉄が後ろに周っていた。 クイ‐ン「貴様!・・・いつの間に・・・。」 鉄「いつの間に・・・か?私は始めからここに居たのだが。」
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