シーン1・障子
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「…なに清々したって満足げにしてんだよ」 僕は恨めしくアイツを睨む。 アイツはそんなのどこ吹く風で 後ろ足で耳の後ろを掻いている。 なんでこんな悪ガキチックな猫が 僕に遺された遺品なのだろうか。
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