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ドサッ…
という音と共に背中に衝撃が伝わる。
ヤツらが近付いてくるのが分かる…
撃たれたはずなのになぜか意識がはっきりしている…俺はまだ生きている?
とは思ったものの、動こうとしても身体は動かない。
俺がガッカリしていると、やつらの足音が止まった。
俺を囲んで見下している。凄く気に入らない…
その時、俺はとんでもない事に気が付いた、俺はヤツらを知っている…
学校では毎日のように楽しく喋っているくらい仲がよかったはずじゃないか!
それともそう思っているのは俺だけだったのか?
と動揺していると、一人がさも当然のように、自然な動きで俺の額に銃口を突き付けた。
俺は何が起きているのか把握できなかったが、俺は死ぬらしい、ということは理解できた。
しかし、なぜ殺されるのかは理解できない、数日後にはこいつらと遊びにいく約束だってあったのに…
そもそも、なんで銃があるんだ?それにココはどこなんだ?
見た事もないし、こんなに銃を撃ったのに警察が来る気配もない、それにこんなに広い場所は噂にすら聞いた事もない。
そうだ…何かがオカシイ…
そこに思考が及んだ時、銃声と共に俺の意識は途絶えた…
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