プロローグ

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  「あたたかいね。」     僕を犯しながら、そう言う彼女はただ嬉しそうで   なにがあたたかいのかとか   誰があたたかいとか   そういうのは久しく関係がなく ただ二人で快感を貪っていたような   「あたたかいね、なか。」     そう言う彼女の、したったらずな言葉が 僕は好きだった。      
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