プロローグ

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コウジの当時の彼女はユキ。 彼女も高校からの付き合いで、私とは同級生だ。 はっきりした正確で同性や異性関係なく可愛がられる愛嬌を持っている。 また、大きな瞳に無邪気な笑顔を持っていたので、 当時の私も少なからず好意は持っていた。 ただ、同じ母子家庭育ちと言う事もあり、 共感出来る部分が多すぎて、 恋愛になることはなかった。 また当時は人の彼女には恋愛感情を持ってはいけないという一般論に染まっていた事も関係していたのだろう。
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