1章 新隊員入隊

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暫くして。 その新入りの少女が食堂にやって来た。 「えっと、私、新入りのマナといいます」 名前を言っただけで大盛況。 「マナちゃーん!!」 「こっちこっち、おごってやるよー!」 「ヒューヒュー!!」 このはしゃぎっぷりは年端もいかない子供のようだ。 「五月蝿いな。早く飯を済ますか」 クラウドは蕎麦をすする。 「なあ、一ついいか、クラウド。それは……『そば』ってやつか?」 また酒を持っているカイルが、やや引きつった顔で言う。 「ん。そうだが、それがどうした」 クラウドは少し箸を止めたが、またすぐに食べはじめる。
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