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義叔母が土下座した。
頭を床にすり付ける。
『すみません。すみません。すみません…』
呆気にとられる泉川の母と主人だったが、その横で妹がはき捨てた。
『ほらまた始まった』
そう、義叔母はこんな人だ。
私達の前と他人がいるときは180度態度が違う。
主人は義叔母をたたせ話があると外へでた。
私は待機室に戻ると泉川の親族に謝った。
泉川の母は娘をなだめていた。
火葬中にする話ではないと怒っていた。
ただ内田家のことだから口を挟むことを我慢していたらしい。
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