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ずっと気付かない振りをしていた
じゃないといつものボクでいられないから
ラグナスが好き
シェゾが好き
そんな自分勝手で、我が儘で、醜い自分は誰にも知られたくなかった
だから心の奥深くに封じ込めた
そうすれは『いつか消えるだろう』と
そう願って──
(そんなこと出来る筈がないのに)
隠せば隠すほどに
ちくり、と胸を痛めながらはみ出そうとするキモチ
ラグナスの暖かさに触れるたび
シェゾの優しさに気付くたび
ちくり、ちくり、と胸を締め付け、溢れそうになるこの想いは
誰にも 止められないんだ
(止めれないならこのまま進もう)
今はただ、苦しいだけかもしれない
でも明日は?
一年後は?
笑ってるかもしれないから
今日のボクみたいに
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