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夜。廃墟となった工場。
吉良たちはそこに集まっていた。
「吉良さん♪気合い入ってますね♪」
吉良は葉瑠と同じように特攻服を着ていた。
背中には虎の刺繍が入っている。
吉良「相手は葉瑠だ。なめてかかるな。」
「ウス」
138人の男たちが葉瑠たちを待ち構えていた。
ブブブンブブン
バイクのエンジンの音が近付いてきた。
吉良「来たか。」
ライトの光が猛烈なスピードで近付いてくる。
葉瑠「よし!!!奇襲いくぞ!!!!」
葉瑠たちのバイクが廃墟の工場に入ってきた。
片桐「バイクは急に止まれないぜ!!!!!!!」
葉瑠たちはそのまま集団に突っ込み次々とはね飛ばした。
吉良「ち!!」
葉瑠がバイクから降りると他の男たちも葉瑠の周りに集まりバイクから降りた。
葉瑠「こんばんわ~。裏切り者です。」
葉瑠は薄気味悪い顔で吉良を睨みつけた。
吉良「単車で来るたぁ気合い入ってんじゃねぇか。」
葉瑠「幼稚園以来のテメェとの喧嘩だ。………ワリィけどギンバエの餌になってもらうぜ。糞野郎。」
男たちが殴りあいはじめた。
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