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そこの武将、柳宗典は18歳とかなり若かったが、その才を認められ、殿の護衛を任せられていた。
そして守りつつ逃げていた。
ところが途中足射抜かれ、転んでしまい、足手まといになると、その場で「しんがり(敵をくいとめる役)」をすることにした。
辛うじて立っているものの、その武勇は凄まじく、押しかける敵兵をことごとく地に伏せたが、背後の倉に追い込まれ、
倉の中で刀を折られ、素手で戦い、敵兵一旦ひいたときに武器になるものをさがした。
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