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一方、現代、朝、鏡をの前で歯を磨いていた柳宗典の血をひく、柳武典は部活に行く前だった。
彼は部活動で陸上の8種競技(100M・400M・1500M・110Mハードル・走り幅跳び・走り高跳び・砲丸投げ・やり投げの記録に応じてポイントがあり、そのポイントの合計を競う)をしており、
前の年はインハイで入賞しているすぐれた青年だった。
彼が鏡をみると、そこには鎧を来ている自分がいた。その瞬間、彼は光につつまれた。
気付くと彼は倉の中にいた。
そして鎧を着ていた。
意味が分からず困惑していたが、重たいから脱ぎ捨て、刀だけ珍しいから持って倉をでた。
でた瞬間鎧着た集団が追いかけてきて、武典はとりあえず逃げた。
陸上部の足と、重たい鎧を着た手と足を一緒に前にだすナンバ走りの敵兵との走力の差は歴然で、またたくまに差がひらき、
武典は逃げきった。
後方では城がそびえており、そこから「エイエイオー」のときの声が響いてきた
最近大学の合格が決まって、三国無双とか戦国無双のゲームをやりはじめ、
主人公がタイムスリップするドラマを毎週欠かさずみている武典の脳裏に
「もしかして…」というある説がよぎった。
足は何かが刺さった後があったが、異次元を通過したときに矢はどこかへとんでいった。
武典はとりあえず落ち着くために近くにあった山にはいって自然とたわむれるのであった。
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