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朝食のパンを食べきり、校門をくぐる永遠・・・「間に合ったぁ~」「もお~、遅いよ、永遠!」「だってお母さんが起こしてくれなかったんだもん!」「自分の力でおきなさ~い」・・・悔しい・・・と、ここでわたしと話している彼女を紹介しよう。彼女の名前は杉内悠(すぎうちはるか)小さい頃からいっしょの親友だ。「それより今日学校終わったあと遊び行かないっ!?京子と美奈子も来るから!」京子と美奈子もわたしたちの友達だ。「あっ、行く~!」どうせ今日は親帰ってこないし・・・大丈夫でしょ!このときは、わたしの目の前に襲い掛かる恐怖を、予想してもいなかった・・・
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