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△ルイージ△は出来上がったカップラーメンをすすりながらこれからのことを考えていた。
「やっぱ本部に行くしかないのかねぇ?」
(アズマ)
モバゲーの本部は東と言う場所にある。モバゲー内で使われているガチャガチャや新しいアイテムやペットの研究開発などは全て東で行われている。
「けどあそこまで行くのめんどくさいなあ。遠いもんなあ。疲れるもんなあ。やめようかなあ。」
諦めオーラのリミッターがどっかいってしまったのか早くも駄々をこね始めた△ルイージ△。
「はっ!待てよ!」
その時、△ルイージ△の妄想装置のスイッチが入った。
ここから先は△ルイージ△の脳内です。
「待って△ルイージ△様!
服を取り返して貰ったお礼をさせていただけないでしょうか!?」
「悪いがパスさせてもらう。恩を売るつもりで人々の服を取り返したのではないからな。」
「しかし!!このままではこの高まった感情が治まりません。」
「高まった感情?」
「あの…。私、△ルイージ△様のことを……、その、す…す…、」
「はっきり言わなきゃ聞こえるものも聞こえん。」
「あ…!ご、ごめんなさい!」
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