ヤンキーの駄菓子屋

二 歩

ヒカルん家…

朝。とても天気のいい朝

寝ているヒカル

ピンポーンとチャイムが鳴るが構わず寝ているヒカル

が、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン…と連続して鳴る

ヒカル「…チッ、ウッセーな…」

まだまだ鳴り続けているチャイム

ヒカル「…誰だよ」

まだまだまだまだ鳴り続けているチャイム

ヒカル「分かったよ」

のそっと起き上がり玄関に向かいドアを開ける

ヒカル「はい…？」

ドアを開けるとそこには小学３年生くらいの男の子が３人いる

思いもしない客に不思議に思うヒカル

ヒカル「…」

帽子の子「ヤンキーだ！逃げろ～！」

他の２人「うわぁ～！」

帽子の子の一言で一斉に散る３人

逃げていく３人の後ろ姿を不思議そうに見ているヒカル

ヒカル「…何？」