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「…いっててて」
ユウイチが頭を押さえながら起き上がった。
「‥‥ここ、さっきの森?」
今ユウイチがいるのは崖から見えた森のようだ。そして空を見上げると綺麗な月がうかぶ夜になっていた。
「ハァ、オレ何時間寝てたんだよぉ~、??あ、あれ?」
ユウイチが立ち上がり後ろを振り向くと、
自分が落ちてきた崖がなくなっていたのだ。
「ウソ‥なんで、?」
ユウイチは走り出した。
だがどこまで行っても、森、森、森、
崖どころか辺りは木以外何もないのだ。
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