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『・・・なんかねぇ,噂で聞いたんだけど,最近,連続殺人が流行ってるんだって!でね,それが,只の連続殺人じゃなくて,怪奇連続殺人て,呼ばれてるらしくてね,なんでそんな風に呼ばれてるのか!というとね,し・死体のね,首から上がね・・・な・無い・・んだって・・・どこにも・・・』
ひかりは怯えた様にそぅ言った。
『馬鹿馬鹿しい。そんなの怪奇でもなんでもないよ!只の異常者の犯行だよ』
私が笑いながらそぅ言ったらひかりは,半分怒りながら言った。
『もぅ,ちゃんと聞いてよ!!ほんとに怪奇なんだからぁ』
『・・はい,はい』
私は呆れながらそう言った。
ひかりは,気にせず話を続けた。
『でね,運良く・・』
コンコンッ
ひかりが話始めた途端,ドアがノックされ,またも遮られる。
『どーぞぉー』
ガッチャ
ドアがゆっくり開く。
『秋姉ぇ・・・』
ノックしたのは愉夏だった。
愉夏は半泣きで,一緒に居たいと言ってきた。
ダメとも言えず,訳を聞いていたら,友達に怖い都市伝説を聞かされたらしく,そして,その友達はもぅ帰ってしまったらしぃ。
それで,一人で居るのが嫌になって,私の部屋にきたらしい。
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