第二章~噂話~

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  『・・・なんかねぇ,噂で聞いたんだけど,最近,連続殺人が流行ってるんだって!でね,それが,只の連続殺人じゃなくて,怪奇連続殺人て,呼ばれてるらしくてね,なんでそんな風に呼ばれてるのか!というとね,し・死体のね,首から上がね・・・な・無い・・んだって・・・どこにも・・・』 ひかりは怯えた様にそぅ言った。   『馬鹿馬鹿しい。そんなの怪奇でもなんでもないよ!只の異常者の犯行だよ』 私が笑いながらそぅ言ったらひかりは,半分怒りながら言った。 『もぅ,ちゃんと聞いてよ!!ほんとに怪奇なんだからぁ』 『・・はい,はい』 私は呆れながらそう言った。 ひかりは,気にせず話を続けた。 『でね,運良く・・』   コンコンッ   ひかりが話始めた途端,ドアがノックされ,またも遮られる。   『どーぞぉー』   ガッチャ ドアがゆっくり開く。     『秋姉ぇ・・・』 ノックしたのは愉夏だった。   愉夏は半泣きで,一緒に居たいと言ってきた。 ダメとも言えず,訳を聞いていたら,友達に怖い都市伝説を聞かされたらしく,そして,その友達はもぅ帰ってしまったらしぃ。 それで,一人で居るのが嫌になって,私の部屋にきたらしい。    
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