第一章~平穏~

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          am07:00       ―――・・ピ・ピピピピピピピピピピピ――― 目覚ましのアラームがなり響く。 『・・ん・ん-ン・・・あーもぅ,ッるっさい!!』 ガンッッッ―――― 時計を勢い良く叩いた。 自分でかけた目覚ましに半分キレながら, 嫌々布団からでて,制服に着替え,部屋から出る。   コンコンッ ドアをノックする音。 『癒夏ぁー,7時だよー起きなぁ』 中から機嫌悪そうな声で返事が返ってくる。 『・・・んー,もぅ起きてるから』   そっか,と思い秋はリビングに降りる。       ――【佐楽 秋】“サクラトキ” 有名私立の女子高に通う高校一年。 荒々しい性格だが,何故かやたらと面倒見が良く, よく妹の面倒を見ている。 低血圧で朝はなにより嫌い。 妹の【癒夏】“ユカ”は, 附属の中学校に通う中学一年で,共働きの両親のせいで,かなりのお祖父ちゃんっ子だ。       リビングに入ると,食卓の上に二人ぶんの朝食とメモが一枚。おかれていた。 椅子に座り,朝食を食べながらメモを見る。 メモには, 『今日は早く出なければならなくなったので,朝食は準備しとくわね。 夜は私もお父さんも帰るのは夜中になるから,お金を置いていきます。』   またか,と思いがらメモをゴミ箱に捨て,朝食を食べる。 途中で,癒夏が降りてきた。 メモの内容を伝え,私は食べ終わった朝食を片付けて家を出る。     その後,癒夏は朝食を食べ,丁度食べ終り片付けた所で友達が迎に来て学校へ―――     これが,いつもの朝。  
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