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am07:00
―――・・ピ・ピピピピピピピピピピピ―――
目覚ましのアラームがなり響く。
『・・ん・ん-ン・・・あーもぅ,ッるっさい!!』
ガンッッッ――――
時計を勢い良く叩いた。
自分でかけた目覚ましに半分キレながら,
嫌々布団からでて,制服に着替え,部屋から出る。
コンコンッ
ドアをノックする音。
『癒夏ぁー,7時だよー起きなぁ』
中から機嫌悪そうな声で返事が返ってくる。
『・・・んー,もぅ起きてるから』
そっか,と思い秋はリビングに降りる。
――【佐楽 秋】“サクラトキ”
有名私立の女子高に通う高校一年。
荒々しい性格だが,何故かやたらと面倒見が良く,
よく妹の面倒を見ている。
低血圧で朝はなにより嫌い。
妹の【癒夏】“ユカ”は,
附属の中学校に通う中学一年で,共働きの両親のせいで,かなりのお祖父ちゃんっ子だ。
リビングに入ると,食卓の上に二人ぶんの朝食とメモが一枚。おかれていた。
椅子に座り,朝食を食べながらメモを見る。
メモには,
『今日は早く出なければならなくなったので,朝食は準備しとくわね。
夜は私もお父さんも帰るのは夜中になるから,お金を置いていきます。』
またか,と思いがらメモをゴミ箱に捨て,朝食を食べる。
途中で,癒夏が降りてきた。
メモの内容を伝え,私は食べ終わった朝食を片付けて家を出る。
その後,癒夏は朝食を食べ,丁度食べ終り片付けた所で友達が迎に来て学校へ―――
これが,いつもの朝。
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