幸せ

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「魅雨!!」 「Σな、なんですか!!?」 「いや、呼んだだけ!!」 「(;-_-+」 いつも急に私の名前を呼ぶのは快先輩。正直やめてほしい……。 「魅雨が怒ってるぞ……」 「……怒ってなんかないです」 今言ってきたのは仁先輩。 今言った人達はテニス部のレギュラー。いつもこうして皆でお昼ご飯を食べてる。 「あッ!!昨日頑張ってケーキ作ったんです!皆さん食べますか??」 私が[ケーキ]と言った瞬間今まで充を追いかけまわしてた翔先輩が止まる。 「……ケーキ!!!!!!!!!」 「Σ(◎-◎;)」 いきなり翔先輩が叫んだ。 「(あっ翔先輩はケーキが大好きだったけ……)」 私がそんなとこを考えてたら翔先輩が目の前にいた。人差し指を口に加えながらこっちを見てる。 「これ食っていいのか!!?」 ヤバい可愛すぎ…… 「あっ//い、いいで「ダメっす!!」 充が私の言葉を遮った。
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