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そして…今
陽射しを受ける
さよならも言わず消えた幻
それは…
やるべきことをしるしていた
わからないふりをしていた
そんなことわかっていた
なのに
弱さ故に出来なかった
彼らの意思を継ぐ
それは簡単なことなのに
なぜ
彼らは家族であった
ただそれだけなのに
だが家族だったから
こんなにも辛く悲しい
心が空いた
空いていた
それを埋める
でも
そんな必要なかった
まだここで生きている
自分の胸の鼓動を感じ
彼らを感じ
今を生きる
そして彼らが遺したものを
彼らが希望した未来を
彼ら自身を…
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