10人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
†答†
『私には……無理です。
可愛ければ伝えられたかもしれないのに…お人形さんになりたかったなぁ』
そう、人形みたいに可愛いければきっと…
私から伝えなくても
「では、貴女は可愛くなりたいのですね?ドールみたいに
ただし、ドールは何も伝える事が出来ませんよ」
笑顔で尋ねられた。
怖い位な笑顔で
『はい…それでも羨ましいです。』
暫しの沈黙。
気まずいからコーヒーを口に運ぶ。
温かいコーヒーが喉を通って体を暖めてくれる。
『美味しい。』
「ありがとうございます。では、先ほどのお望み叶えましょう。」
『は?』
最初のコメントを投稿しよう!