天気は晴れのちくもり

21/30
前へ
/228ページ
次へ
どれくらい抱き合っていただろう。とても長く感じた。 「風邪ひくから帰ろう、送るよ。」 俺達は、雨の中歩き出した。奈美の家に着くまで俺は黙っていた。心の中は、奈美、雅史、亜依の三人への罪悪感でいっぱいだった。 俺は、どうしたいんだ‥?自分が、よく分からない。
/228ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4043人が本棚に入れています
本棚に追加