天気は晴れのちくもり

23/30
前へ
/228ページ
次へ
会話のないまま奈美の家の前に着いた。何も言わず帰ろうとすると 「優斗、そのまま帰ると風邪ひくよ。着替え貸したげるから入って。」 奈美が手招きする。俺は、躊躇せず家の中に入った。 その様子を遠くから雅史がただただ立ち尽くして見ていた。
/228ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4043人が本棚に入れています
本棚に追加